伝世資料修復室
  生産や生活に使われてきた道具類(民俗資料)、仏像や神像などの現在でも信仰の対象になっている信仰資料、石造物や燈籠などの屋外に安置されている文化財などを調査、保存修理しています。小さな釣り針から仏像、10メートル以上の漁船までその保存処理資料は多種多様です。
 また、各地の博物館・資料館において収蔵資料の劣化・保管状況調査を通じて、民俗・民族文化財の保存、管理にも携わっています。
〜伝世資料(民具)の作業一部をご紹介します〜
現地調査

現地での資料調査、資料の劣化状況なコンディションをチェックします。
補填作業

 虫損孔(虫くい孔)や木腐ることなどで脆弱化した部分に、合成樹脂による強化・補填を行います。
表面を整形後、違和感のないように彩色を施します。
  主な実績
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