人文科学研究室
 元興寺には、約10万点にも及ぶ中世庶民の仏教信仰にかかわる文化財が伝えられています。その調査・整理は、当室の前身である“仏教民俗資料調査室”が、足かけ19年を経て成就しました。
 寺院や神社には、絵画・彫刻をはじめとする美術工芸品、経典・古文書・版木・位牌など多種多様な文化財が所蔵されています。また古民家には、今は使われなくなった生活用具など様々な民俗資料が残されています。
 人文科学研究室では、このような文化財について、これまでの積み上げてきた技術・経験を生かして、総合的に調査・整理を行い、研究に寄与する事業を行っています。文化財什物目録・台帳は、基礎的資料として高く評価されています。
 総合調査を行うにあたっては、文化財を的確な方法で保存・修復するために各分野の専門研究員が協力しながら事業をすすめています。
文書・経典の調査・整理
民俗資料の調査・整理
自然科学的調査

分析部門と連携して調査します
 主な実績
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