過去のTopics

 【2010.5.13】
 読売新聞社より、第4回 読売あをによし賞 特別賞を受賞しました。 読売あをによし賞とは・・
読売新聞社は、かけがえのない文化遺産を優れた技などを駆使して最前線の現場で守り伝え、
特に卓越した業績を挙げた人たちを顕彰する「読売あをによし賞」を制定しています。

【2010.6.22】
 岐阜県本巣市法瑛寺 県指定文化財「法瑛寺観音堂」厨子修復について
 報道発表を行いました。

 中日新聞・毎日新聞に取り上げられました。
 彩色資料修復室が、膠を使って厨子に描かれる極彩色の剥落止めを行っています。
  
法瑛寺観音堂・・1646(正保3)建立 伝由来書
法瑛寺観音堂(県指定文化財)厨子には、飛天・鳳凰の極彩色の細密画が描かれ、
また龍や獅子などの彫刻で装飾されている。
膠による剥落止め処置、蛍光X線分析装置を用いて顔料分析作業(保存科学研究室が担当)も行う予定。

 【2010.6.4】
 福井県福井市願念寺 国登録文化財「願念寺本堂」参詣溜の天井絵
 (ほぼ修復完了)を公開し、報道発表を行いました。

  福井新聞はじめ各紙に取り上げられました。
  修復は、彩色資料修復室が担当しています。
 
 浄土真宗願念寺本堂・・1806年建立
参詣者が座る参詣溜の天井絵は、21枚。
中央9枚は、墨の龍を中心にサクラ・はぎなど四季の草花が描かれ、狩野探圓が描いたとされる。
ほか12枚は、越前府中の絵師鳳翔、欄間彫刻の一部は三国の彫刻家志摩乗時の作という。


 文化庁主催 “発掘された日本列島2010 
   -発掘された重要な遺跡・遺物の発掘速報展-

 当研究所が、展示資料の集荷・輸送・展示業務を
 担当します。美術品専用車シバラ号で全国を
 巡回します。


案内はこちらから
 【展示会場】 【会期】
 東京都江戸東京博物館 2010年6月5日〜7月25日 
青森県立郷土館  2010年8月3日〜9月5日
多賀城市埋蔵文化財調査センター  2010年9月14日〜10月11日 
大分県立歴史博物館 2010年10月22日〜11月19日
香川県立ミュージアム  2010年11月27日〜12月23日
大阪歴史博物館 2011年1月12日〜2月28日 

2010/4/10】
 吹田市長より、「旧西尾家住宅(吹田文化創造交流館)の保存活用を推進するうえで市制に理解を示し重要文化財指定に多大な貢献をした」として、感謝状をいただきました。
 当研究所は、旧西尾家住宅の欄間修復について、担当させていただきました。



【2010/4/9】
 国指定重要文化財吉野ヶ里遺跡出土ガラス管玉 保存修理完了について、報道発表を行いました。

(主催:滋賀県教育委員会・滋賀県立安土城考古博物館)ガラス管玉保存修理は、土器修復室が行いました。 

 
【2009.5】
 文化庁主催 “発掘された日本列島2009”
   当研究所は、展示資料の輸送・展示業務を行いました
 【展示会場】  【会期】
 東京都江戸東京博物館  (2009年6月20日〜8月2日)
 大阪府立近つ飛鳥博物館  (8月13日〜9月23日)
 高知県立歴史民俗資料館  (10月3日〜11月9日)
 さくら市ミュージアム−荒井寛方記念館−
 (栃木県)
(11月20日〜12月27日) 
 安城市歴史博物館(愛知県)  (2010年1月16日〜2月28日)

【2009.10】

平成21年度(2009年) 秋季特別展
◆会期 2009年10月25日(日)〜11月8日(日) ◆会場 元興寺総合収蔵庫3階
 金属製品の保存処理・復元品製作の設計指導などについて 企画し展示しました  
 
もの・ワザ・情報 −古の匠に挑む− 古墳時代金工品の復元


 文化財診断車 シバラ号は、
(写真:元興寺極楽堂(国宝)前にて)
文化財を運ぶ美術品専門車   
分析機器を積んで調査車として、
活躍しています。

“シバラ号”は、2003年
(財)日本宝くじ協会助成金により
文化財保存保護啓発広報車として導入しました。